見えない裏側矯正治療(見えないリンガル矯正治療・舌側矯正治療)
見えない裏側矯正治療は、歯の裏側に装置を装着するので装置が見えない 、他人に気付かれない、歯の表面を傷めない、虫歯のリスクが低い、打撲により口唇や粘膜が傷つけ(外傷)にくいことなどがあげられます。また、1人1人にオーダーメイドで、あなたのためだけの矯正装置をお作りします。
S.T.b舌側矯正治療とS.T.b. 装置
S.T.b. 装置(最新の超小型裏側矯正装置)の開発で見えない舌側矯正治療がより快適になりました。
S.T.b. 装置(Scuzzo.Takemoto.bracket) とは?
私の友人の裏側矯正治療の世界の第一人者、千代田区九段下のE-LINE矯正歯科の院長の竹元 京人氏とイタリアの矯正歯科医Scuzzo Giuseppe氏の二人が共同で開発した装置で、最も小さく、薄く、快適で、違和感や発音への影響が少なく、歯磨きがしやすい装置です。
- 装置が見えない
装置が見えないことが最大のメリットです。職業柄、歯の表側に装置がつけられない方には装置が表側からは見えませんので、他人に気づかれずに治療を行うことができます。 - 違和感や発音への影響が少ない
装置のサイズが従来の装置の約半分の大きさなので、違和感が大幅に少なくなりました。また、丸いデザインにより、サ行・タ行・ラ行の話しづらい発音の問題や、食べにくい問題が大幅に改善されました。 - 治療期間が従来の装置と比べ小型化された事で、ワイヤーの特性を十分に利用でき、摩擦抵抗が少ないので、歯を早く動かすことができるようになりました。
- 装置が小型化された事で、装置と装置の間や歯肉の部分の歯磨きがしやすくなりました。
S.T.b. 装置(左)と旧タイプ(右)の比較
マウスピース矯正治療
マウスピース矯正治療とは、約10年前にシステム化された取り外し可能な矯正治療で、全世界で50万人以上の患者さんの治療に使用された。固定式の装置とワイヤーを使わない、取り外し可能で、誰にも知られず矯正治療が終わる、透明なプラスチック製のマウスピースのような矯正装置を用いておこなう矯正治療です。極めて透明度の高いマウスピースは付けていることが全くわからない程、違和感がありません。(数本の歯を動かすことや、歯を保定する装置としては20年前からありました)。適応に関しては、まず治療目標を決め、目標達成に必要な治療方法に基づいて装置を決めます。患者さんの状態により、固定式の見えない裏側矯正治療かマウスピース矯正治療のどちらかの治療になります。具体的には、少しの凸凹や隙間が気になる方に適応される治療で、歯を抜く矯正治療の場合や重度の矯正治療など、歯並びの状態により適さない場合もありますのでご了承ください。
- 透明で目立たない矯正装置です。
マウスピース矯正装置は透明度の高い0.5mm以下の薄いシートで出来ています。歯に付けても目立たないので、誰にも知られず歯を動かしていきます。 - 取り外しが可能で衛生的
マウスピース矯正装置は取り外しが可能なので、簡単に洗浄ができ、衛生的です。日常生活に影響がありません。 - 食事や歯磨きの制限がありません
取り外し可能なので、いつもと変わらない食事と歯磨きが可能です。 - 発音障害や違和感がほとんどありません
付けていることが全くわからない程、違和感がないので発音の障害が起こりません。 - 金属アレルギーの心配がありません
マウスピース矯正装置は金属を用いていないので、金属アレルギーを引き起こす心配がありません。 - 日常のトラブルが起こりにくいです
従来の装置のように歯に接着しないので、装置が口に当ったり、取れて壊れてしまうなどのトラブルがありません。 - 歯が痛むことはほとんどありません
マウスピース全体に力が分散するので、歯の痛みはほとんどありません。 - 固定式の装置から治療途中でインビザラインに変更することも出来ます。
途中までは、固定式のブラケットやワイヤーを使って治療し、マウスピースだけできれいな歯並びになると判断した場合には、マウスピースの装置に切り替えることが出来ます。
クリアアライナー
クリアアライナーというマウスピース矯正装置は、1ヶ月から2ヶ月に1度の頻度で歯の型をとり、精密なオーダーメイドで、取り外しのできる透明なマウスピースの装置です。誰にも気づかれず、1日に17時間以上装着していただくことにより、ゆっくりと歯を動かします。
- 1日に17時間以上は装着してください。
- 食事中は外してください。
- 透明で薄い装置なので紛失、変形などに注意して下さい。
- 基本的に4週間に1度のペースで新しいクリアアライナーを使用します。
- 取り外しできる装置なので患者様の協力が必須です。使用しなかったり、使用時間が短い場合は良い治療結果が得られなかったり、治療期間が長期化するとこがあります。
- 適応できるか検査後に説明します。少しの凸凹や隙間が気になる方に適応される治療で、歯を抜く矯正治療の場合や重度の矯正治療など、歯並びの状態により適さない場合もありますのでご了承ください。その際でもクリアアライナーを使用して固定式の装置を使用する期間を短くすることは可能です。
インビザライン
1997年にアメリカのアライン社により開発された矯正装置で、米国、カナダの矯正医の約7割が用いており、世界中の歯科医療機関がこのシステムを用いて治療を行なっております。2006年の段階で、受診者は40万人にのぼり、年々増加を続け、日本では、2006年より正規導入がスタートいたしました。
インビザラインは、初診の歯の型からコンピューターで治療後までの全てのマウスピースを精密なオーダーメイドで作製する、取り外しのできる透明なマウスピースの矯正装置です。理想の歯並びの状態を3次元でシュミレーションし、20〜50に細分化したマウスピースを、2週間に1回を目途に交換していきます。